ストレスと心臓病ってどんな関係があるの?

当たり前のように聞くけどストレスって何?

心臓病とストレスは強い関係があると考えられているのをご存知ですか?心臓病なら心臓や血管に生じる病気なのでイメージがつきやすいですが、ストレスは精神的なものであるため、本人が実感しても他人にはよくわからないことが多くなっていますよね。このストレスは、心身に負荷がかかった状態のことで、人の体をボールに例えるなら凹んだ状態と考えるとわかりやすいでしょう。このストレスは人間関係、気温の変化、仕事の忙しさの3つに分けることができ、それぞれが単独で、あるいは複合的に人の心身に影響を与えるというわけです。ちなみにストレスという名称を考えたのはカナダの生理学者であるハンス・セリエ博士で、ストレスという用語は元は物理学用語なのです。

月曜日は心筋梗塞が多い?

欧米の調査では、会社に勤務する人たちにとって、1周間のサイクルの中で最も心筋梗塞が発症するリスクの高い曜日は月曜日とされています。休日のリラックスした状態から緊張する状態に入るために、心身にストレスがかかってしまうことが理由で、突然死も月曜日が多くなっているんですよ。すでにリタイアした高齢者であれあば、最もリスクが高いのは冬の季節で、寒い気温に体が対応しなければならないことや、降り積もった雪かきしているときに、心筋梗塞や脳出血、突然死するということが起こるのです。いずれも心身に負担がかかるストレスが原因になっているんですね。

ストレスをなくすなんて無理!

仕事をしなければならないし、季節が変われば気温も変わります。つまりストレスを感じないで生きていくことは不可能です。しかし、ストレスを減らしたり、うまく対処する方法を見つけることで、心臓や血管への負担を小さくすることができるんですよ。例えば、週末に飲む酒や煙草を減らしたり、仕事上の悩みがあるなら同僚に相談する、相談する相手がいないなら心療内科などに通院して話を聞いてもらったり、精神科で治療を受けるというのが有効なんです。それに加えて適度な運動、生きがいや趣味を見つける、終わったことや小さなことにこだわらず、悩まないことなどです。自分の体と心を知り、自分なりのつきあいかたを見つけるのが心臓病予防になるんですね!

大動脈弁狭窄症とは、心臓にある大動脈弁が狭くなり心臓が縮む時に左心室から充分な血液を押し出せなくなってしまって引き起こされる症状です。運動時や階段を昇った時などに胸に痛みが現れることがあります。